2015年 02月 10日
怒るときに脳はどうなっているか |
埼玉県さいたま市見沼区大和田町1−1095−2−103
電話048−689−0425
近藤行政書士事務所
行政書士 心理カウンセラー近藤敏広
ホームページhttp://www2.odn.ne.jp/cam62720/
●ごあいさつ●
このブログでは「離婚」を中心に「家族に起こるさまざまな問題」を取り上げて行きます。仕事上の体験を随時織り込んで行きますので時々脱線しますが最後までおつき合いください。離婚を中心にしたお話はメルマガでも配信していますので興味のある方は読んでみてください。「まぐまぐ」からの配信なので安心です。
→http://www2.odn.ne.jp/cam62720/merumaga.html
とは言いましてもこのブログでは「離婚のお話」がかなりのウェイトを占めると思います。これからお話するのは男女が出会い、そして家族を作り、最後には相続、法事までという家族の一生についてのお話です。なにせ「夫と一緒のお墓に入らないと言う遺言を書いてください」と言われるご時世です。きっと、あなたのお役に立つ事をお約束します。
怒るときに脳はどうなっているか。
あなたはテレビやネットのニュースで「あとから考えるとなんであんな事をしたのか解らないという事件」の話を聞いた事があると思います。
どこかでお話したことがあると思うのですが、ここでもう一度お話しておきます。
少し難しいお話になりますが、覚えておいて欲しい事があるのです。
これを読んだあとでは、喧嘩をするまえに冷静に考えることができるようになるかもしれません。
そして冷静に考えるようになれたら、次は相手にどのように言葉をかければ良いかを覚えるとよいのですが、きょうはその一歩目のお話をします。
私たち人間は目や耳そして鼻(つまり感覚器官のことです)などから情報を得て脳に伝えます。
五感とも言えます。
大変おおざっぱな言い方になってしまいますが、脳の情報(本当は刺激という言葉をつかいます)の入り口を「視床」といいます。
そこから理性の領域である「大脳新皮質」に刺激が伝わったのちに、行動の領域(情動といいます)の扁桃核に刺激が行って行動を起こします。
もっと簡単に言うと「見る→考える→行動する」という順序で情報が伝わって人は動いたり止まったりするのです。
この間に要する時間は1000分の24秒です。
ところが人の信号伝達経路はもう一つあるのです・・・
それは「見る→行動する」というもので考えるというところが抜けています。
危険を避けるためにとっさに車からよけるなどのときに人が反応する回路です。
この間に要する時間は1000分の12秒しかありません。
理性が感情にのっとられたとき人は「見る→行動する」という回路を信号が伝わります。
頭の中に怒りの信号が現れて1000分の12秒後にあいてをなぐったとします。そして1000分の24秒後に「なんて事をしたんだ」とわけもわからずに後悔するのです。
あっという間なので本人も理解できていません。
怒った時に「あっ、自分は怒っているな」と思えればよいのですがなかなかそうも行きません。
昔から「言い返すときは3つ数えてから言え」といわれているのはこの事かもしれません。
ただ・・・
非常に強い怒りを感じて相手と言い争いをしている場合は休息(一人で考える時間)が必要です。人の思考サイクルは90分ですから、少なくとも90分の休息をとって次の話し合いをすすめましょう。
これを冷却期間と言います。なぜなら疲れが残っているうちに歩き出したら、まともに歩けなくなりますから。(まともに交渉できなくなるという意味です)
きょうはこれで。
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怒るときに脳はどうなっているか。
あなたはテレビやネットのニュースで「あとから考えるとなんであんな事をしたのか解らないという事件」の話を聞いた事があると思います。
どこかでお話したことがあると思うのですが、ここでもう一度お話しておきます。
少し難しいお話になりますが、覚えておいて欲しい事があるのです。
これを読んだあとでは、喧嘩をするまえに冷静に考えることができるようになるかもしれません。
そして冷静に考えるようになれたら、次は相手にどのように言葉をかければ良いかを覚えるとよいのですが、きょうはその一歩目のお話をします。
私たち人間は目や耳そして鼻(つまり感覚器官のことです)などから情報を得て脳に伝えます。
五感とも言えます。
大変おおざっぱな言い方になってしまいますが、脳の情報(本当は刺激という言葉をつかいます)の入り口を「視床」といいます。
そこから理性の領域である「大脳新皮質」に刺激が伝わったのちに、行動の領域(情動といいます)の扁桃核に刺激が行って行動を起こします。
もっと簡単に言うと「見る→考える→行動する」という順序で情報が伝わって人は動いたり止まったりするのです。
この間に要する時間は1000分の24秒です。
ところが人の信号伝達経路はもう一つあるのです・・・
それは「見る→行動する」というもので考えるというところが抜けています。
危険を避けるためにとっさに車からよけるなどのときに人が反応する回路です。
この間に要する時間は1000分の12秒しかありません。
理性が感情にのっとられたとき人は「見る→行動する」という回路を信号が伝わります。
頭の中に怒りの信号が現れて1000分の12秒後にあいてをなぐったとします。そして1000分の24秒後に「なんて事をしたんだ」とわけもわからずに後悔するのです。
あっという間なので本人も理解できていません。
怒った時に「あっ、自分は怒っているな」と思えればよいのですがなかなかそうも行きません。
昔から「言い返すときは3つ数えてから言え」といわれているのはこの事かもしれません。
ただ・・・
非常に強い怒りを感じて相手と言い争いをしている場合は休息(一人で考える時間)が必要です。人の思考サイクルは90分ですから、少なくとも90分の休息をとって次の話し合いをすすめましょう。
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きょうはこれで。
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by kondou-toshihiro
| 2015-02-10 09:10
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