2009年 06月 24日
遺言を書く時に以外と忘れられている事 |
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さいたま市見沼区大和田町1ー1095ー2星コーポ103
電話048ー689ー0425 行政書士 近藤敏広
ホームページhttp://www2.odn.ne.jp/cam62720/
これからお話することは今興味がなくとも誰でも必ず経験しなければならない事ですから(一度だけ読むだけでもよいですから)目を通してください。
きょうは昨日お約束した「遺言を書く時に以外と忘れられている事」のお話をします。
遺言となると内容は「財産を誰に相続させる」という事にお話の中心が行きますが。皆さん以外に忘れているのが「自分のお墓や遺骨を誰に管理してもらうか」です。
これを書かないと「自分は無縁仏になっても構わない」と言っているようなもので、なんで肝心な自分の事を書かないのかなといつも思っています。
昔でしたら実家の近くのお寺にある先祖代々のお墓に入るのが普通でしたが、今は個人でお寺や教会を決めて、公園墓地などにお墓を作るケースが多いと思います。例えば遠方に先祖代々のお墓があっても東京に住んでいるのなら、都営霊園とか近くの霊園を探す事が多いと思います。
それはお墓参りに便利なのと、田舎のお墓に入ったのでは自分の自由がききませんのでいろいろと気を使わなければならないからでしょう。
これを難しい言葉になりますが祭祀継承を決めるという事になります。具体的にはどこのお墓に自分の遺骨を納めて、どこのお寺に法事を頼んで、誰がお墓や仏壇の管理をするか
という事です。
問題が起こりそうな事例をお話します。なかには遺言で「夫と同じお墓には入らない」と書く人もいるくらいです。私はいろいろな地方へ行きますが、そのことである地方の葬儀に出ていて気になる事がありました。
たいていの地方ではお通夜、葬儀、四十九日に納骨という順序で事が運びますが、ある地方に行きましたら、火葬後すぐに埋葬(骨壺から遺骨をだして遺骨だけ埋葬)という習慣のある所があります。
これでは、葬儀が終わってから遺言書を開けて「私の遺骨は東京の何々寺のにあるお墓に納骨する事」と書かれていても実行不可能になってしまいます。
まずは、その地方の習慣を知る事から初めてください。
それでは今日はこれで失礼します。
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相互ブログの紹介
小林美智子さんのブログを紹介します。
離婚・夫婦問題カウンセラー小林美智子さんのブログ
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近藤行政書士事務所は京浜東北線沿線(さいたま市から鎌倉市まで)で活動しております。
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これを書かないと「自分は無縁仏になっても構わない」と言っているようなもので、なんで肝心な自分の事を書かないのかなといつも思っています。
昔でしたら実家の近くのお寺にある先祖代々のお墓に入るのが普通でしたが、今は個人でお寺や教会を決めて、公園墓地などにお墓を作るケースが多いと思います。例えば遠方に先祖代々のお墓があっても東京に住んでいるのなら、都営霊園とか近くの霊園を探す事が多いと思います。
それはお墓参りに便利なのと、田舎のお墓に入ったのでは自分の自由がききませんのでいろいろと気を使わなければならないからでしょう。
これを難しい言葉になりますが祭祀継承を決めるという事になります。具体的にはどこのお墓に自分の遺骨を納めて、どこのお寺に法事を頼んで、誰がお墓や仏壇の管理をするか
という事です。
問題が起こりそうな事例をお話します。なかには遺言で「夫と同じお墓には入らない」と書く人もいるくらいです。私はいろいろな地方へ行きますが、そのことである地方の葬儀に出ていて気になる事がありました。
たいていの地方ではお通夜、葬儀、四十九日に納骨という順序で事が運びますが、ある地方に行きましたら、火葬後すぐに埋葬(骨壺から遺骨をだして遺骨だけ埋葬)という習慣のある所があります。
これでは、葬儀が終わってから遺言書を開けて「私の遺骨は東京の何々寺のにあるお墓に納骨する事」と書かれていても実行不可能になってしまいます。
まずは、その地方の習慣を知る事から初めてください。
それでは今日はこれで失礼します。
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by kondou-toshihiro
| 2009-06-24 12:00
| 相続